本当に離婚するのか？婚姻関係を続けていくのか？

お互いに全てのことに合意していて、離婚をする事を夫婦双方が納得していてあとは、離婚届を出すだけというケースは稀だと思います。
離婚に伴う、財産分与、慰謝料、養育費、親権、監護権、お互いの両親、親戚関係、離婚後の性、勤務先の問題、引っ越し、その後の就職、生計をどう立てるのか、など取り決める事、考えておかなければいけない事は多く、お互いが簡単に合意できるケースばかりではありません。
これらの問題を考えていくと、本当に離婚をするべきなのか、お互いもう一度考え、話し合い、やり直すことができるのであればやり直す事に越したことはないと言えるかもしれません。

しかし、やはりこれらのことを再度考えても結婚生活を続けていくことがお互いのため、子どものためにならないと判断をするのであれば、ムリをして婚姻関係を続けていても幸せな人生を歩んでいくことはできないでしょう。

周りの協力を得ながら、前に進みましょう

周りの協力が得られるのであれば、できるだけ多く両親や友人に話しを聞いてもらい、自分自身の気持ちを整理してください。
また専門家を頼り、法律家による今後の法律面での手続き、お互いの主張が絡み合ったトラブルの解決方法を相談する必要もあるでしょう。
カウンセリングを受けられるのであれば、精神的なケアをし、落ち着いた精神で物事を決めていくことが良いでしょう。

夫婦間だけで延々と喧嘩、言い合いを続けていても問題が複雑化してしまっている場合には、解決は難しいと言えます。

離婚をする、婚姻関係を続ける、どちらにしても前に進んでいくために

離婚をするか、婚姻関係を続けるか、どちらにしても悪化した夫婦関係のまま生活を続けることで良いことはありません。
離婚を急ぐということをお勧めしているわけではなく、悪化した夫婦関係を解決していく、その方法を前向きに探していく気持ちを持つことが重要です。

何も知識を得ずに、感情の赴くままに離婚に走ってしまっては、後から後悔をしてしまう結果になりかねません。辛い状況から脱するために離婚を急ぐことは決して最良の選択ではありません。
法律家に相談をすることで、思いもしていなかった離婚後のトラブルや不幸を未然に防ぐことができます。
多くの選択肢を示してもらうことで、自分でも納得のいく結論を出すことができ、子どもの将来やお金についても安心できる方法を見つけ出すことができるでしょう。

揉め事が深刻になってくると、相手も色々と離婚について考えています。
一方的に自分に有利な方向に事が進むように準備をし始めるケースも多くあります。
自分を守るためにも専門家、カウンセラー、法律家などに力を借りながら、一番良かったと思える結論に向かっていきましょう。

抱えている問題点を紙に書き出してみる

一度冷静になれる時に、自分が抱えている夫婦の問題、将来発生するであろう問題を紙に書き出してみる事もお勧めします。
それを書き出した項目を元に専門家に相談をする事で、自分自身の置かれた状況が整理でき、考えなければいけない項目についてもイメージが湧きやすいはずです。

佐藤行政書士法務事務所では、離婚について夫婦関係の問題についてのご相談を受け付けさせていただいております。
お困りの際には0254-42-9066 または070-5405-6733までご連絡ください。

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