menu 05 離婚問題・婚姻問題

夫婦間でのもめごとは、深刻化してしまうとなかなか修復が難しく、最悪の場合、重要な決めごとを行わないままに離婚してしまうというケースが非常に多いです。残されたお子様の親権・監護権・養育費・共有財産の分配をしっかりと取り決めず、片方が一方的にその権利を主張し、義務を免れようとするケースもあり、夫婦の別れ方としてはとても良いものとはいえません。

離婚には「協議離婚」「調停離婚」「審判離婚」「裁判離婚」の4種類がありますが、日本では約90％が裁判を通さない「協議離婚」だとされています。夫婦間で話し合い、またはほとんど何も話し合わずに離婚に至ってしまっているというケースが非常に多いといえるでしょう。

当事務所では、離婚に関する「離婚協議書」または「離婚公正証書」の作成をサポートしております。「離婚協議書」とは、作成した離婚協議書を公証役場にて公証人に認証してもらうものです。公正証書として作成することによって、裁判上の判決があったことと同じように「強制執行」の機能を備え、非常に安定した書面となります。

また、婚姻関係を継続するために、「合意書」「誓約書」を作成しております。「婚姻関係を続けていくためにどうしても直してほしい部分がある」「離婚はしたくないが、今のままでは夫婦関係を続けていくことは難しい」そのようなときには、すぐに離婚に進んでしまうのではなく、「合意書」「誓約書」を作成し、お互いの望む夫婦のあり方を再考することにつなげていただきます。
また、書面を作成することに限らず、カウンセリングという方法で夫婦関係を改善していきたいというご相談にも対応しております。お困りの際はお気軽にご相談ください。